毎年、2月頃に要約筆記者と難聴者の研修会を行っています。
令和4年度はパソコン要約筆記者8名、手書き要約筆記者6名、難聴者6名の20名で実施し、主に意見交換を中心に話し合いました。
個人派遣をどのような場面につかったのか、利用者側ではなく話し手が自分の言葉を書かれることについての抵抗感など様々な声がでました。
また、実際に町内会の会議、病院、結婚式やお葬式など冠婚葬祭で利用している人に聞いても全員が利用して良かったと答えています。
要約筆記とは違うかもしれないが、美容院で実際にあったことについて話がでました。カラーリング中は最初、スタイリストが書いてくれていたが、今は目の前にパソコンを置いて隣で打ってもらっているとのこと。鏡越しで話している話しが全部出るので分かりやすかったようです。
要約筆記をなかなか使う機会がない方も居られますが、遠慮はいりません。講座や町内会の会議で最初は「何とかなるわ」と思って出席したところ、「良く分からなかった」で終わると困るのは自分です。かえって迷惑を掛けることになるし聞く権利は誰にでもあります。後悔しない為にも要約筆記利用しましょう。